安全に体を動かすために

運動を安全に行うために 事前のチェックと日々の体調管理を忘れずに

カラダを動かすことで、健康上の利点が数多くいわれていますが、ときに、骨・関節・筋肉・靭帯・腱といった運動器に影響するけがが生じたり、熱中症や脱水、希に狭心症・心筋梗塞・突然死といった有害事象が起こることがあります。

もともと運動不足の人は、生活習慣病等の疾患のリスクが高い人ともいえます。明らかな症状がなくとも潜在的に虚血性心疾患(心筋梗塞や狭心症)などの病気をもっていることもあります。いつも行っているよりも運動量や運動強度をアップするときには、安全面への配慮も必要です。まずは、自分で次の7つの項目をチェックしてみましょう。

  • 心臓病があるので医師から許可を受けた運動以外には行ってはいけないといわれたことがありますか?
  • カラダを動かすと生じるような胸の痛みはありますか?
  • 過去1ヶ月の間に、運動中以外にも胸の痛みを感じたことがありますか?
  • めまいのために転んだり、気を失ったりしたことがありますか?
  • カラダを動かすと悪くなるような骨や関節の問題がありますか?
  • 血圧または心臓の薬を何か服用中ですか?
  • ほかに運動をできない理由がありますか?

このうちの1つでもチェックのついた方は運動を始める前に、医師にかかり、運動をしても問題ないかどうか確認してください。(Thomas S, Reading J, Shephard RJ: Revision of the Physical Activity Readiness Questionnaire (PAR-Q). Can J Sport Sci 17:338-345, 1992.より)

安全に運動を続けていくためには、事前のリスクチェックを実施するとともに、体調管理や体調のセルフチェックの癖をつける事も大切です。運動を行う前には、次の項目をチェックしてみましょう。

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ひとつでもチェックがあれば積極的な運動はやめておきましょう。チェックがない方は、無理のない範囲で運動を始めましょう!

※ 昭和63年度 日本体育協会「スポーツ行事の安全管理に関する研究」を参照